人生の最期まで、慣れ親しんだ自宅で過ごしたいと誰しもが考えることでしょう。
家族としてもできるだけ一緒にいたいという気持ちもあるでしょう。
しかし、自宅で介護をするということは、想像以上に負担がかかってくるものです。
認知症や身体の機能が低下している人は、現状を維持することを目的とした薬やリハビリといったものはありますが根本的に症状を改善させる方法はありません。
個人差はあるものの日々を過ごすごとに介護の負担は重くなってくるでしょう。
先月まではできていたことができなくなっているということは、少なくありません。
そうなってくると、介護をする時間は日増しに長くなっていき自分の時間が介護の時間に奪われるといったことになるでしょう。
プライベートの時間が無くなるのはもちろんのこと、介護の時間を確保するために仕事をやめなければいけないということになるかもしれません。
介護は自分が当たり前にできていることをできない人のためにサポートしてあげることなので、「なぜできない」のかという戸惑いや苛立ちを感じてしまうことでしょう。
特に家族という間柄なため、本音で感情を表現してしまいがちです。
精神的に追い詰められている状態で、本音で意見をぶつけ合ってしまうとお互いに思っている以上に強い言葉を使ってしまい、相手を傷つけてしまうという負の連鎖に陥りがちです。
家族といった間柄だからこそ、精神面でのケアは特に注意しなければいけません。
大切な家族と少しでも長い時間一緒にいたい、慣れ親しんだ自宅で残りの生活も過ごさせてあげたいという気持ちはわかりますが、居宅介護の負担は本当に大きいものです。
親の介護をしているうえでつらいと感じることが増えてきたら、積極的に介護保険サービスや施設介護に切り替えることを検討してみましょう。
最期まで良い思い出として過ごすために、お互いの負担を少しでも減らすためにその時のより良い決断をしていくようにしましょう。
※情報引用元
自動排泄処理ロボットシルバーは介護における夜間の排泄処理の介護者の負担を軽減するために生まれました。
介護ロボット「シルバー」は、清潔で快適な排泄をお手伝いします。
