介護職の未来

日本では65歳以上の高齢者が年々増加しており、介護を必要としている人口は増え続けています。

特に75歳を超えてくると健康寿命を過ぎることもあり、介護サービスが必要になる人は多いです。

施設に入居するだけではなく、自宅で介護サービスを受けたりするなど今後も介護のニーズは増え続けていくでしょう。

以前までは、高齢となった親の介護は子供がするものだと考えられていましたが、少子化や女性たちの社会進出により、単独世帯や子供を作らずに夫婦のみの世帯は増えています。

高齢者が増え、生まれてくる子供が減っている現状から現在のペースが続くと2040年には約69万人の介護職が不足するとされています。

人材不足を解消するため、介護福祉士の平均賃金は年々増加傾向にあります。

また、AIが本格的に実用化されると、今ある仕事の約半数近くが人間にとって代わられ、なくなってしまうかもしれないとされていますが、介護職の本来の目的である、介護業務ではなく、介護事務がほとんどだと考えられています。

介護業務は、本来利用者一人一人に向きあい、寄り添う仕事であるため相手の気持ちを考えながらのコミュニケーションが必要となってきます。

そのため、AIにとって代わられることは現状まだまだ考えられないことでしょう。

介護業務の本来の目的である、利用者のケアに集中し、事務的な作業はAIなどのシステムにどんどん頼っていくのが良いでしょう。

介護職は体力的にきついこともあるでしょうが、それ以上にやりがいを感じられる仕事でもあります。

利用者との距離が近い仕事であるため、日頃のケアで感謝してもらえる場面が多いことでしょう。

また、全くの未経験でも介護の現場はキャリアアップが可能です。
仕事をしながら経験と知識を積み、振り返った時にそれは自分のキャリアとなっていることでしょう。

万が一介護職を辞めることになってしまっても、諸来自分の家族を介護する場面で役立つことでしょう。

未経験からでもキャリアアップが可能で、やりがいを感じることのできる仕事で、ますます介護職の需要は高まっていきますので、今の仕事でやりがいを感じられていない人は、考えてみてはいかがでしょうか。

※情報引用元

自動排泄処理ロボットシルバーは介護における夜間の排泄処理の介護者の負担を軽減するために生まれました。
介護ロボット「シルバー」は、清潔で快適な排泄をお手伝いします。